ドッグフードと愛犬の健康

ドッグフードで抜け毛は抑えられる

アレルギーの可能性

犬の抜け毛の主な原因の一つに、ドッグフードによるアレルギーが原因となっている場合があることは有名です。
しかし、このアレルギー自体にも様々な要因があることはあまり知られていません。
一つは、ドッグフードに含まれている添加物によるアレルギーです。
着色料や香料などを含んでいない物であっても保存料により賞味期限を延ばしている物もあるのですが、この保存料がアレルギーの原因になることが多いです。
ですので、賞味期限が他の物に比べて長い物には注意が必要です。

そして二つ目の原因は、ドッグフードに使われている食材です。
「ミール」と呼ばれる、畜産動物を粉砕した加工肉には畜産動物の「毛」や「骨粉」も含まれています。
これらは消化が難しく、体内に残ってしまうのです。
それによってアレルギーが発症してしまい、皮膚の炎症が起こり毛が抜けてしまうというわけです。
三つ目は「ダニ」です。
ドッグフードには「貯蔵ダニ」と呼ばれる種類のダニが発生することがあり、これを気づかずに摂取してしまうとやはりアレルギーの原因になってしまうのです。
ですので、ドッグフードの種類を変えたり、あるいは新しい物に買い換えたりすると改善する場合があります。

ストレスからの抜け毛

また、ストレスからの抜け毛も起こりえます。
特にフードに対するストレスは人間と違い表現し辛いため、我慢して食べた結果抜け毛を引き起こしてしまうということもあるのです。
特に、チワワのように好き嫌いや飽きっぽい性格の犬の場合は一種類のフードだけを与え続けられるとストレスを感じ、抜け毛を引き起こすこともあります。
ですので、数種類のフードを用意しておくことでそういったストレスを和らげる事に努めると改善する場合があります。

高たんぱくなフードを使って、毛をいたわる

高たんぱくなフードを与えることによって、毛をいたわることが出来ます。
犬の毛は人間と同じく、たんぱく質で作られています。
ですのでたんぱく質の少ないフードや品質の悪いフードを与えていると毛並みが悪くなり、抜け毛に陥ってしまうのです。
こういった状態に陥っている場合、実は内臓にもダメージが蓄積されている可能性もあります。
ですので、毛が生え変わる時期でもないのに抜け毛が多かったり、あるいは毛並みが極端に悪い場合は病院で診てもらうと良いでしょう。
それと同時に、フードを高たんぱくな物に変えることによって改善していきます。

消化不良の可能性もある

先述のように、内臓へのダメージの結果抜け毛となっていることが考えられるのですが、その中でも比較的多いのが消化不良なのです。
消化不良は内臓へのダメージだけでなく精神的なストレスにも繋がります。
ですので、抜け毛として症状が現れやすいのです。
このような場合は、胃の中に居る消化酵素「ペプシン」が不足していることが考えられます。
ですので、普段与えているフードに加えて消化酵素入りのフードを混ぜて与えたり、あるいは新鮮な野菜を与えるのも良いでしょう。
特にキャベツや大根は酵素を多く含んでいます。
そしてキウイのようなフルーツも、野菜と違い甘味があるので食いつきが良いのでオススメです。

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