ドッグフードと愛犬の健康

ドッグフードはいつあげる

子犬や老犬の場合

子犬や老犬の場合、人間と同じく朝昼晩の三回与えると良いです。
タイミングも、朝と昼は自分たちが食事を摂るタイミングと同じで問題ありません。
しかし、晩に与える際は日が沈むよりも前に与えましょう。
なぜかといいますと、日が沈んでから与えてしまうと食べてすぐに眠ってしまい、消化不良になってしまうからです。
そして三回与える理由は、子犬や老犬の場合消化機能が弱いため、回数を分けて少しずつドッグフードを与える必要があるからです。
与えるドッグフードも、ハードなドライタイプでなく出来ればレトルトタイプのようなやわらかい物を与えると良いでしょう。
多頭飼いをしていて複数のドッグフードを用意するのが難しいという場合は、ぬるま湯でドッグフードをふやかしてあげると消化しやすくなりますのでオススメです。
そして、オヤツなどはなるべくであれば控えた方が良いです。

成犬の場合

成犬の場合は、朝と晩の二回に分けるのが一般的です。
何故かといいますと、子犬の頃とは違い身体能力や内蔵機能も向上しているので、ドッグフードを消化し吸収しやすい体質になっているからです。

そしてタイミングは、朝は散歩をする1時間~2時間ほど前に与えましょう。
消化を完了したタイミングを見計らって、散歩に行くわけです。
そうすることで、散歩の際にウンチをするようになりますので処理も簡単になります。
そして晩に与えるタイミングも、もし散歩をするのであれば朝と同じくその1~2時間前に与え、晩は散歩をしないのであれば日が沈む前に与えましょう。
とにかく、ドッグフードを消化しきってから眠りに付くような体作りをしていくことが大切です。
もし消化が不完全な状態で眠ってしまった場合、胃の中にフードが残ったままになりますので健康にも悪いですし翌朝に吐いてしまうこともあります。

頻繁に運動する場合

そして、少し特殊な犬の場合は回数を増やしましょう。
特殊な犬というのは、何らかの競技を行うアスリート犬のように運動量が多い犬のことです。
運動量が多いと一日に消費するカロリーの量もかなり多くなります。
ですので、与えるドッグフードの量が運動量に見合ってない場合は筋肉が満足に付かなかったり、あるいは栄養失調や貧血の原因にもなります。
大体は数回に分けて与えることが多く、そしてトレーニングの2時間前に与えることが一般的です。
「一人暮らしをしている場合、その与え方はかなり難しい」と思われるかもしれません。
しかし室内犬でも、実は屋内で部屋が散らからない程度に走り回っているような犬も居ます。
そういった犬には回数を増やして与えるのが適切です。
最近ではフードを時間に合わせて出すようなアイテムもあるので、そういったものを活用すると良いでしょう。

オヤツをあげるタイミング

オヤツをあげるタイミングは、昼から夕食前がもっとも良いです。
そしてただ単純に与えるのではなく、しつけを行う際に与えるのが効果的です。
例えば何か芸を仕込む際や、室内犬であればトイレの場所を覚えさせる際に与えるなどをすると、トラブルも無くなり無駄吠えの防止にもなります。
そして夕食より前に与えることで、オヤツを完全に消化させた上で翌日を迎えることが出来るので健康の妨げにもならないのです。
オヤツは与えすぎると肥満の原因になるので、タイミングを良く考えてあげましょう。

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