ドッグフードと愛犬の健康

好き嫌いの激しい犬にしないために

運動不足と味付けには注意する

好き嫌い、すなわち偏食の原因の一つが運動不足です。
運動量が不足すると一日のカロリー消費量も少なくなります。
その結果、食欲も減退してしまうわけです。
実はこの食欲の減退は、偏食に陥ってしまう第一歩なのです。
食欲がないと、飼い主はフードに様々な工夫を施すようになります。
例えば高価な物に切り替えたり、あるいはフードに砂糖や塩のような味付けを施したり様々ありますが、そうすることで「味」を覚えてしまい、普段のフードを食べなくなってしまうのです。
ですので、偏食を起こさないためには毎日散歩を欠かさず行い、そしてフードには味付けなどは絶対にしないようにしましょう。

一歳を迎えたら、様々なフードを与えてみる

一歳を迎えたら、様々なものを与えてみましょう。
犬にとって、一歳を迎えたということはすなわち成人ならぬ成犬になったことを意味します。
成長過程ではありますが、身体機能としては大人になったといえるのです。
ですので、幼犬の頃のようにやわらかいフードだけでなく、ハードなドライタイプにも挑戦させていく必要があります。
幼犬用のフードは、行ってみれば離乳食のような物で刺激が殆どありません。
ですので成犬になってもそういったものを与え続けると新しい味を求めなくなってしまいます。
栄養価も、当然のことながら成犬が食べる物の方が極めて高いので、健康面でもあまり良くないのです。
ですので、フードだけでなくおやつなどを与えるのも実は重要です。
様々な新しい味を覚えさせることで、多くの栄養を取り入れるだけの下地を作っていく必要があるのです。

好き嫌い≠飽きっぽい

犬にも様々な性格の持ち主が居り、中には飽きっぽい犬も存在します。
例えばチワワです。
チワワは良く「好き嫌いが激しい」「偏食がちになる」というような声を聞きます。
しかし、実際には好き嫌いでなく「フードに飽きている」ことが原因である可能性もあるのです。
ですので、そういった場合複数のフードを用意しておき、火によって変えてみると改善する可能性があります。
犬は人間に対して意思を表明する手段は限られています。
ですので、上手く読み取ってあげないと「飽き」でなく「好き嫌い」と飼い主が判断してしまい、コミュニケーションに溝が生じてしまうだけでなくストレスから消化不良などの原因にもなってしまいます。
ですので「好き嫌いと飽きは異なる」ということを知っておく必要があるのです。

手作りドッグフードのレシピを活用してみる

そして、手作りのドッグフードを活用するのも良い手段です。
最近ではドッグフードにも野菜が含まれている物が多くなってきています。
なぜかといいますと、野菜の中には消化を助けてくれる酵素が含まれており、犬の健康にも良いのです。
ですが、犬は肉を好んで食べますが野菜を嫌う犬も多いです。
しかし、実は新鮮な物であれば食べる傾向にあります。
散歩中に、文字通り道草を食べてしまう犬も多いのですが、コレは雑草からビタミンや消化酵素を補っているのです。
ですので、犬自身も野菜の重要性は理解しているといえます。
しかし、加工された物はそういった新鮮な物に比べると微妙に風味も異なるので避けてしまうのです。
ですので、キャベツや大根などをさっと茹でて与え、加工済みの野菜に慣れさせてあげる必要があるのです。

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