ドッグフードと愛犬の健康

減量が必要な時のドッグフード

高たんぱくなドッグフードが重要

減量が必要な場合、高たんぱくなドッグフードを与えることをオススメします。
肥満になる原因の一つが、代謝です。
吸収したカロリーを消費し辛い状態が、いわゆる「代謝が悪い」という状態です。
なぜ代謝が悪くなるのかといいますと、筋肉量が少ないからです。
毎日欠かさず散歩をしているという場合でも、筋肉の元となるたんぱく質の摂取が少ない場合は、筋肉がつきづらくなってしまいます。
その結果、代謝が悪くなり太りやすい体になってしまうのです。
ですので、ドッグフードを肉の比率が大きい高たんぱくなドッグフードに切り替えることは減量に繋がります。
また、犬の胃は肉を消化することに長けているため内臓への負担も軽減してくれます。
内臓へのダメージも吸収率を下げ、代謝が悪くなる原因ですので高たんぱくなドッグフードを与えるということは減量だけでなく健康面でも重要といえるのです。

一般的なドッグフードは避ける

逆に言えば、ホームセンターなどで販売されているような価格の安いドッグフードは避けた方が良いです。
何故ならば、これらには穀物が多く含まれているからです。
先述のように犬は肉類を消化、吸収するのに長けています。
犬は肉食動物なのです。
逆に、犬は穀物を消化することは出来ません。
ですので、穀物を多く摂取してしまった場合はその糖質のみが吸収され肥満の原因になります。
また、残りは排泄されるか宿便として残ってしまうため内臓への負担がかなり大きいのです。
言ってしまえば、高たんぱくなフードとは真逆の性質を持っているのです。
ですので、減量においては一般的なドッグフードを避けるべきなのです。

野菜を含んだドッグフードはアリなのか

人間と同じく、犬も野菜を摂取することによって減量の効果を期待できます。
犬は野菜を消化することは出来ません。
しかし、野菜の持つ消化酵素は減量において非常に重要です。
犬の胃には「ペプシン」と呼ばれる消化酵素が存在しています。
コレはたんぱく質の消化に長けている酵素で、犬が肉を消化するのに長けていることの要因ともいえます。
このペプシンを含んでいる食材が、実は野菜なのです。
例えば、人間も肉だけを多く食べると胸焼けは吐き気を伴います。
コレは胃の消化能力を大きく越えた量のたんぱく質を摂取してしまったことが原因です。
しかし、肉と同時に野菜を食べると先述の症状が出ることは余りありません。
何故ならばペプシンが肉の消化を促してくれているからです。
犬も同じように、このペプシンを摂取することによってより多くのたんぱく質を効率よく吸収することが出来ます。
ですので、野菜を含んだドッグフードは減量の効果を期待できるといえるのです。

手作りドッグフードで減量

減量において、手作りのドッグフードは非常に役立ちます。
ドッグフードの場合、そのカロリーの計算などが非常に難しく、またフード選びも非常に大変です。
ですが、手作りドッグフードであれば手早く用意が出来、またカロリーもネットなどで簡単に調べることが出来ます。
主にササミや鶏ムネ肉のような、高たんぱくで低脂質のものを茹でるだけなので簡単で、完全無添加でもあるので犬の健康にも良いのです。

(参考)
http://www.flboe.org/asp/ftce/#contents
http://babydoll.jpn.org/diet.html

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